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コース科目5 – International Event Marketing, Sponsorship and Fundraising

FCB
セメスター2(後期)の科目「International Event Marketing, Sponsorship and Fundraising」は選択科目の一つ。コースは通年で4つの必須科目と2つの選択科目から構成されている。

この科目のポイントは、マーケティング、スポンサーシップ、ファンドレイジングの理論と応用をイベントの文脈で展開することだ。マーケティング理論はプロダクトからサービスまで展開されているけれど、スポンサーシップはイベントで顕著だ。イベントからすれば重要な収入源、スポンサーからすればユニークな投資先として発展してきたが、同時にROIやEthicsの要求は高まっている。例えば、イベントはアンブッシュマーケティングにどう対処するべきなのか。あるいは、ファストフード企業をオフィシャルスポンサーに迎えるのは、倫理的にはどう考えるべきか。

ファンドレイジングは公共/非営利セクターと関係が深い。特にアートやスポーツイベントにおいて、ファンディングと引き換えにそれらの政策を実行する役目を果たすことは珍しくない。もちろんイベント自体が非営利や公共性の高いものであれば、一般からファンドレイジングを行うこともあるだろう。社会問題を提起するソーシャルマーケティングや、具体的な問題にアプローチしていくコーズマーケティングなどのテクニックがある。

イベントとマーケティングの関係で一つ面白いのは、イベントはマーケティングのツールにもなり得ることだ。「Marketing of Event」なのか「Marketing through Event」なのかを混同してはいけない。もちろんこれはスポンサーシップにもファンドレイジングにも当てはまる。特にアカデミックでは、どちらの議論をしているのか意識しないと、簡単に話の道筋を失うことになる。それは、オリンピックのマーケティングか、それともオリンピックを利用したマーケティングだろうか?

[photo] F.C. Barcelonaのスタジアム〈Camp Nou〉にて、La Liga昨シーズン9月のBilbao戦。NikeとEstella Dammはどちらもビッグスポンサーだ。

シリーズ、MSc International Event Managementの科目たち:
コース科目1 – Globalisation, Society and Culture
コース科目2 – Event Project Management
コース科目3 – Event Policy and Practice
コース科目4 – Management Strategy in a Global Business Environment

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