— yusskei.net

@サハラ砂漠、ラクダに乗って砂漠を歩く。

CTreck
人生で一度、ラクダに乗って砂漠を歩いてみたいと思った。どういう景色が見えるのか、どういう感触なのか。自分で確かめてみたかったのが、モロッコ行きの一つの大きな理由だった。

今回は日程の関係上、Marrakech発のツアーに参加したのだが、ツアーはミニバンでとにかく三日間走り回る。世界遺産でありながら今でも人が住む要塞都市〈Ait Benhaddou〉や、自然が造り上げた険しい渓谷〈Dades Gorge〉、〈Todgha Gorge〉など見所を回り、最後に到着するのがサハラ西端の砂漠〈Erg Chebbi〉だ。日が落ちかけた夕方、砂漠が西日に照らされて一番輝く時間だ。

ラクダの背中に跨がり、約一時間半砂漠をトレック。乗り心地は以外と悪くない。ガイドが先導するので特段難しいこともなく、案外あっけないものだ。それでも砂漠は日が落ちるにつれてオレンジ色に輝き、暖かい空気の間に少しずつ冷たい風が入ってくる。大地の変化をずっと肌で感じているうちに、目的地のテントサイトに到着した。「荷物を置いて、砂丘に登ろう」。ガイドがそう提案すると、皆一目散に裸足で駆け上がっていった。

「Naranja!」…Chinese girlがそう叫ぶと、「・・Orange!」とスペイン語から英語に言い直した。後を追いかけて砂丘を登り眺めると、見たことのないオレンジ色の満月が東の空に輝いていた。砂漠といえば「満点の星空の下で」とよく表現されるが、この日の空は眩いほどの月明かりで、星空の出る幕は無かったようだ。そんな空の下で、Tajin料理が振る舞われ、火を囲んでドラムの演奏が始まり、夜が深けていく。翌朝は日の出を眺め、そして帰路へ。夢のような時間ほど後になると実感が無いが、確かにその時砂漠に居て、砂漠を感じていたのだった。

CTreck02
Sunset

0 comments
Submit comment