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@マラケシュ、旅行者はフナ広場を目がけて。

Fna
Jamaa el Fnaは様々な旅行者が交差する賑やかな場所だ。屋台で4DHのオレンジジュースを飲んでいると、50代くらいの男性が話かけてきた。環境問題についてのカンファレンスにモロッコの他フランスやシンガポールなどから専門家が参加していて、今日はフィールドトリップなのだという。「専門の分野はどちらですか?」そう聞くと彼は「農業だよ、だからコレを食べてるんだ。」とドライフルーツを頬張りながら答えてくれた。「私たちは全員PhDなんだ。君は何を勉強してるんだい?」。”What are you studying?”–恐らくAcademian以外からは到底出ない質問のような気がした。

夕食を求めて広場に戻ると、早速屋台から声を掛けられ席を案内された。「Welcome!!」–満面の笑みで相席を迎えてくれたのは、40代くらいの陽気なVenezueranとScottishだった。「日本には2,3回行ったよ。トーキョー、オーサカ、キョート。お猿さんと一緒に温泉にも入ったね、どこだったかな」。たまに日本へ訪れたことのある旅行者、それもポジティブな印象を話してくれる人と会うととても嬉しい。こういう経験をする度に、これからも魅力的な国であるようにしたいなと強く思うのだ。「おっと、カバンに気をつけないといけないよ。ここは日本じゃないからね!」。僕がぞんざいに扱うのを見てそう言うと、「See you!」と席を立っていった。

Riadに戻る前にコーヒーを一杯飲みたいと思った。カフェのテラスは、どこの国での旅でも一日の締めくくりに相応しい。Cafe au Laitをテーブルに置きながらNikon D40で遊んでいたとき、隣の席が気になったのはその奇妙なアクセントの英語だったが、間もなくそれは彼がFrenchだったからだと彼女との会話から納得した。彼は何やら店員に相談し、彼女は煙草をふかしている。おもむろにカメラを出し、三脚をテーブルに乗せた彼は、彼女お構いなしにレンズを覗き込む。端から見れば、カフェにカメラ狂が二人とは何とも奇妙である。ふと目が合った時、彼女は困ったような、しかしながら幸せに満ちた笑顔を見せた。「どうしてオトコって皆こうなのかしらね。」そう言わんばかりに。

Jamaa el Fnaの夜はいつまでも賑やかで、ありとあらゆる人を惹き付けるようである。

Fna_light

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