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@モロッコ首都ラバト、人の親切で一晩生き長らえる。

HotelParis
London発、Morocco行きのチケットを調べると、Rayan AirでRabat着が最安値だった。国の首都で一泊するのも悪くないか、電車でMarrakechへも一本だし。という成り行きで訪れることになったRabatは、最初に足を踏み入れる場所としては良い選択だったのかもしれない。というのも、空港から市街へのアクセスは良好で他都市への交通も便利。それにクリーンで比較的安全なようにも感じた。

とはいえ、旅にトラブルは付き物。空港から市街行きのバスへ乗り込めば「このバスはここで終わり。10分後に次のバスが来るよ」と見ず知らずの場所に放り出され、旧市街に着いたと思えば大方の飲食店は既に店じまい。ようやくありつけた食事は5DH(およそ60円)の屋台ケバブだった。

それでも何とかなる、場合によっては思いがけない出会いに巡り会うのも、旅の面白みの一つである。屋台の側でケバブを食べていると、一人の青年が話かけてきた。「お前ケバブ食べてるのか!ここのケバブは良い、ベストだ!」と。モロッコではアラビア語とフランス語が公用語なので、旅行者を相手にする人以外では、英語を話すのことは珍しい。聞けば、アメリカに留学していて、ホリデーで母国に帰ってきているのだと。Meknes出身で、友人とRabatへ遊びに来たという。

結局その後、宿探しまで申し出てくれた。近くに70〜120DHくらいの宿が幾つかあるから一緒に見て回ろう、と。道案内をしてくれ、レセプションに部屋の空き状況を聞いてくれ、遂に三つ目の宿で空室があり、その日の寝床を見つけられた。親切でナイスなMoroccanは、名前をAshという。彼には感謝しかない。

もう一つ彼に感謝したいのは、ケバブ屋台で通訳してくれたこと。モロッコでは写真撮影は慎重になった方が良いとのことだったので聞いてもらうと、「人物はNGだけどこの屋台ならいいよ」とのこと。街灯に照らされた屋台と鉄板から立ち上がる煙。シャッターを切って画面を確認すると、光の入り具合がなんと秀逸で、自分でも驚くほどの一枚になった。屋台のおじさんもカメラを覗き込んで、満足そうな笑顔をしてくれたのを覚えている。

RabatStallThank you, ASH!

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