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なぜ留学するのか#2 —留学のその先へ

Studium
社会人で海外の大学院へ留学する場合、その理由は大きく二つです。一つは「キャリア構築」で、所属していた業界や職種の知識をアカデミックに深めるものです。例えば英語教師からTESOL、メディアからJournalism、広報職からPublic Relations、あるいはマネジメント職からMBAといった形がこれに当ります。もう一つは「キャリアチェンジ」で、異なる業界・職種への転身を見据えて、新たな分野を専攻をするものです。

自分は、後者の部類に入ります。具体的には、個人としての核を「PR/全分野」から「イベント/スポーツ」に変え/絞る、というのが決め手だったのですが、今後の進むべき道を改めて考えた時にポイントとなったのは次の3つでした。

まずは、自分の「仕事観」。それは「人のマインドを変えていく」ことで、新しい情報や体験を提供することで、考え方や行動に変化を促していくものです。勿論これはPRという職種を最初に選んだ際も同様でした。クライアントの情報発信/加工によって、受け手の認識や行動をポジティブに変化させ、それをレピュテーションやブランド構築に繋げていくコミュニケーションの世界には、大きな魅力を感じたものでした。改めて考えてもこの価値観は変わることはないと思ったのが実際です。

その上で、その方法を「イベント」にシフトチェンジすることは、より直接的に体験/サービスを提供することで、一層の行動変容を促すことを意味します。他のコミュニケーション手法に比べてリーチできる「広さ」はありませんが、突き刺さる「深さ」こそが肝要で、また自分が魅力を感じた部分でした。もう一つの面白さは、特に「観る」のでなく「する」イベントの場合、成果/反応の予測が難しい点です。サービスは品質を保つ事自体が難しいのに、更にそれがどう受け取られるか、感覚とは非常に属人的なので不確実性が高い。それが、とても面白いと思ったのです。

そして、その中で自分の領域を「スポーツ/健康」に焦点を当てることにしました。これは自分が一時体調を崩して健康の重要さを痛感したことに加え、それを日常のスポーツ/エクササイズ/トレーニングによって管理できることを体感したことが起因しています。アスリートや競技者だけでない、より一般市民に近く生活に根ざしたライフスタイルとしてのスポーツと、積極的な健康管理によるヘルスケアについては、まだまだ発展余地があると感じています。

この3つのクロスポイントを探した時に、丁度イベントマネジメントという専攻を見つけた幸運が重なりました。それならば、すぐに転職する以外にも、大学院で学ぶのもいいんじゃないか、そう考えて、今に至るという訳なのでした。

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