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2015年6月 Monthly archive

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BRUTUSはとても好きな雑誌の一つなのだけど、今年3月に発売されたロンドン特集「101 Things To Do in London: ロンドンで見る、買う、食べる、101のこと。」は間違いなくマストバイ。”BRUTUS読者にハマる”ロンドンの魅せ方が素晴らしい。

ロンドンは歩き回るのが面白い街というのが自論なので、BRUTUSの今回の特集はエリア毎のフォーカスがとても役に立つ。ロンドン市内はUndergroundとOvergroundが張り巡らされているので、「この駅からこの駅がこのエリア。メインストリートは駅からこっち方向」みたいな理解がとてもしやすい。それでいて掲載されているショップやベニューは観光色がありすぎずクール。ShoreditchやLondon Fieldsはもっと歩かなきゃダメだなとか、Dulston, Peckhamまで足伸ばしてみたいなーなどと個人的には思った。

先日は前職の先輩がロンドンに旅行に来ていて、Wateloo辺りを散策した。待ち合わせ前にロケハンも兼ねてストリートをぶらぶらしながら、BRUTUSを見て気になっていた〈House of Vans〉を覗いて〈The Vaults〉に向かおうとすると、漂着した先はストリートグラフィティで有名なBanksy Tunnel。合流後Pubで一杯やって、二軒目を探していると芝生のオープンテラスにDeck chairが並んだ素敵なPub/Diner〈The Green Room〉に遭遇。しかもここ、Greewnwichのブリュワリー〈Meantime〉の銘柄があったのも好印象。なんというか、「歩けば何かある」ロンドンを体現したような一日だった。ロンドンは毎回楽しい。

旅先で何をするかというのは悩みが尽きないけれど、ロンドンであればこの特集をベースにして、後はWeb magazineで今起きているイベントごとをマークすれば良いんじゃないかと。良さげなPubをチェックしておいて、後はフィールドワークで目ぼしい所に突撃すれば、ロンドンは楽しいはず。
Time Out: The 100 best bars and pubs in London
Londonist: The best pubs in London

My fav mag #BRUTUS covers #London so I couldn't help buying:)))

Yusskeiさん(@yusskei)が投稿した写真 –


Cool #branding #HouseOfVans #SkateBoarding #Vans #Waterloo #London

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House of Vans。Waterloo駅の一部のスペースを改装した形で、昨年Vansのオリジナルベニューが完成。インドアスケートボード場、カフェバー、ライブスペース、シアター、アーティストスペースから成っている。スケボーは登録が必要だけれど、見物内を見るのは自由。

So called #BanksyTunnel #LeakeStreet #Waterloo #London #Graffiti #StreetArt

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Leake Street、別名”Banksy Tunnel”。その名の通りBanksyのグラフィティもあるはずだけど見逃した。巨大なInvaderがあるけれど、本物なのだろうか..

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BANFF Mountain Film FestivalがUKでも開催されていたので行ってきた。この映画祭は自然とマウンテン/エクストリームスポーツの映像美が素晴らしいので、日本に居たときから気に入っていた。
>> BANFF Mountain Film Festival in Japan 2013, Tokyo

UKとIrelandでは、1月から6月まで80以上の公演があったことが、人気を裏付けていると思う。スクリーニングの回によって上映プログラムが違うので、自分はLondonとBrightonの回に参加。LondonはUnion Chapel, BrightonはBrighton Domeでの開催だった。この映画祭であれば定番であるロッククライミングやマウンテンバイクから、スラックライン/ハイライン、スピードライディング(スキー+パラシュート)などの新顔まで堪能できて大満足。ネパールの山岳地帯で引き取り手のない子供たちを育てる仏僧のヒューマン系もあった。どの回も見飽きないスクリーニング。


Londonの会場は、Highbury & Islington駅近くのUnion Chapel。教会の雰囲気が凄く良い!ただ座席は木製の椅子なので、2-3時間が限界ではある。

特にスラックライン/ハイラインは、初見であったことと軽やかな映像美でよく覚えていた。ちょうど今年スクリーニングのあった〈Wild Women: Faith Dickey〉の映像を発見したけれど、映画祭の大スクリーンと音響で見た方が何倍もいいよとは確実に言える:3


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スペイン南部のAndlusia地方に5月末から6月始めにかけて、10日間小旅行してきた。GranadaのAlhambraとMalaga郊外のCaminito del Reyを大きな目的にして、SevilleからCordoba, Granada, Nerja, Malaga, RondaまでBackpackingすることに。魅力的な都市がコンパクトに集まったこのエリアはとても旅行しやすい。

このエリアの中でも、内陸で歴史的にイスラムの影響が大きいSeville, Ronda, Cordoba, Granadaと、地中海岸沿いのCosta del Sol (Coast of the Sun)であるMalaga, Nerjaに大きく分けられる。内陸の街々はイスラム支配後にキリスト教が入ってきているので、Alcazar/MosqueとCathedral/Churchが並立していたり、Arabic, Jewish, Christianの地区が確立されていたりと街を歩くだけで面白い。Costa del Solはとにかく海とビーチ。山々や峡谷の自然が近いのも良いといった感じ。

印象としては、Alcazarの建築としての壮大さと緻密さ、そして併設された庭園の優雅さが何といっても見事。Seville, CordobaのAlcazarに十分感動してしまって、Alhambraの印象があまりないくらい。Cathedralは通常通りCathedralという感想で、このエリアであれば絶対Alcazar優先かと。Seville, Cordoba, Granadaと進むに進むにつれて観光地っぽさが増していったのも印象的だった。特にCordoba、Granadaは予想よりも随分大きな近代化された都市で面食らった。ショッピングストリートが通っていたり、観光客向けの飲食店が並んで、Backpackスタイルが少し浮くような状態。おおよそ多くのヨーロッパ都市と同じ感じかな。

Costa del Solは、とにかくこの時期の気候と自然のセッティングが素晴らしかった。特にNerjaはビーチが岩肌に囲まれていて、海の逆側は山並みといった風景は雰囲気がとても良い。リゾートではあるものの、そこまで高級感がなかったのも居心地が良かった理由。Malagaは都市らしさ観光地らしさに加えて学生街であることがGranadaに似ていて、とても若い街の印象。Caminito del ReyとRondaに出掛けていたので、あまり街歩きはしていない。Caminito del Reyは想像よりは短いハイキングコース(7km/4時間)だったけれど、期待通りの絶景と高所の恐怖感があって一番の思い出でもある。

どの街に旅行に出掛けても楽しいけれど、スペインは特に気候と料理という点で満足度がずば抜けている。気温は高い(Seville/Cordbaで日中35℃辺りだった)けれど日陰は涼しいし、日が長いので夜から出掛けることもできる。スペイン料理は魚介類が豊かで、TapasやPinchosなど小皿料理が多くて種類が豊富。街にあるMercado (Market)に行けば手頃な屋台もある。ワインもビールも美味しくて、全体的にコスパが高い。朝はラテが1.5Euroから、昼はビールが1.5Euroから、夜はワインが2.5Euroから始まる。楽しくないはずがない:p

Flickr: https://www.flickr.com/photos/yusskei/sets/72157651936525513/


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LIV
もう4ヶ月(!)も前の話になるけれど、前期であるセメスター1のEvent Policy and Practice科目の採点が返ってきた。53%という低めのマークで、沢山のフィードバックと共に。。

期末の2,500wordsのエッセイは、4つのトピックの選択肢の中から「European Capital of Culture(ECoC)の経済、社会的インパクト」を選ぶことにした。ECoCはヨーロッパで行われるアート&カルチャーフェスティバルで、毎年異なる開催都市が、自国とヨーロッパの文化芸術を祝うイベントである。過去にイギリスでは1990年にGlasgow、2008年にLiverpoolがホストしているので、その2つを題材に書くことにした。

これら2つは、Event Managementという学問を語る上で欠かせないイベントで、都市の再開発、リブランディングの観点で顕著とされている。特にGlasgowは、衰退した工業都市がアート&カルチャーをテコにして戦略的に都市再生を行った最初のケースとして認識されていて、Liverpoolはそれを踏襲した次のケースとされている。セオリーとしては、イベントを通して観光、建設、テクノロジーといった地元産業への経済的なインパクト、そして共通文化のシェア、社会的弱者へのリーチ、子供たちへのアート&文化教育、そし対外へのポジティブなイメージ訴求といった社会的なインパクトがもたらされる。これは、ECoCの他では特に1992年のBarcelonaでのオリンピック開催が最も名高い。

今回エッセイもそういった点を論じたのだけれど、内容としてはまだまだだった模様で。まず第一に、全体的に「評価/Evaluation」が浅かった点が指摘されている。それら2つのイベントがどの程度達成したのか、あるいは未達だったのかの評価が不足しているということだった。次に、社会的インパクトとしてSocial mobility(社会的流動性)に触れられていなかったことも挙げられた。Social mobilityとは例えば、社会階級で固定された社会でなく、人々がそれらを行き来し、超えて活動するような流動性を指す。ある意味とてもイギリス/ヨーロッパらしい概念でもある。

予想外の低めの採点は、フィードバックに目を通せば納得という感想。もちろん英語のGrammarの指摘も沢山さんありながら。。提出済みのエッセイは、以下Slideshareにて。

[photo] 1980年代に整備されたLiverpoolのAlbert Dock。ほぼ海に近いリバーサイドの港は、Tate Liverpoolやレストランが入る商業施設となっている。ECoCでも利用された。

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